6年ぶりにPCを自作しました。
時期的に少し損をした気もしますが、大きな問題なく動作しており満足です。
購入パーツ
CPU
前々から使ってみたいと思ってたRyzen(AMD Ryzen7 5800X)を選択しました。Ryzen5000シリーズはZen3アーキテクチャを採用した製品であり、Socket AM4プラットフォームを使用した最後のCPUとなるようです。5000シリーズでは内部設計の見直しを行ったことにより、キャッシュメモリに対する遅延が短縮されました。TDPやクロックに変更はないものの、前世代の3000シリーズから大幅な性能向上が果たされたため、非常に興味の湧くCPUです。
ただ、AMDは安いイメージがあったものの、最近はIntelの方が安くなって来ている気がするため、性能とコストを両立するならIntel CPUを選択するのもいいかと思います。AMDだとRyzen5 5600xなども良いと思います。
マザーボード
機能が豊富でミドルレンジ最上位のB550チップセットを積んでいるマザーボードではこれが一番コスパいいと思い選択しました。個人的にWi-Fi6やBluetooth 5.1を搭載している点が決めたです。その他にもUSB数が多い(USB A 6ポート、USB C 1ポート)点や2.5G LANを搭載している点、BIOS Flashがある点など、お値段の割に多くの機能を搭載しています。
メモリ
コスパ最強な3200MHzとして有名なCorsairのCMK16GX4M2B3200C16を選択しました。
ストレージ
OSやアプリのインストール用に定番のM.2 SSDを選択しました。NVMe規格なので以前使用していたSATA規格のSSDと比較し大幅な速度アップが期待できます。
画像や動画などのデータを保存する用に4TBのHDDを選択しました。
グラボ
GPUは現在高騰しているので、値段が落ち着いてきたら買おうと思います。
それまでは以前のPCで使用していたGEFORCE GTX960を使用します。このGPU、買ってから簡単な清掃しかしていませんが、今まで不調になったことがなく安定性高いなぁと感じています。
CPUクーラー
マザーボードのロゴと合わせたかったので、MSIの簡易水冷を購入しました。ファンも光るみたいでかっこいいです。
ただ、Ryzen7 5800xの冷却には性能が足りないようなので、同じくアツアツCPUをご利用予定の方はお気をつけください。
PCケース
PCケースはNZXT H510にしました。コンパクトでシンプルかつ、裏配線もやりやすいとのことだったので採用しました。実際、配線作業は非常にやりやすく背面がガラス張りであるため、PC内部がきれいに見え、満足度高いです。
ベンチマークテスト
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23の結果です。上のスコアがデフォルトでの結果、下のスコアが省電力モードでの結果です。以前使用していたIntel Core i5-4460が2820だったため、 5.3倍ほどスコアに差がありました。 ただし、CPUは240mm簡易水冷では冷やしきれないようです。そのため、CINEBENCH R23の結果は15186と本来のRyzen7 5800xの性能がでないです。しっかり冷却がなされれば、15500ほどのスコアが出るそうです。
CPU温度はCINEBENCHをスタートさせた瞬間に一気に上昇し、10秒ほどで90℃に張り付き、そのままの温度でベンチマークを完走しました。時間経過とともにCPU周波数が低下していることから冷却が追いついていないことは明白であり、今後対策が必要そうです。なお、Ryzen 5000シリーズではリミット温度が90℃であり、この温度を超えないようにCPU側が自動制御します。そのため、冷却不足だからといってCPUが壊れることはないです。しかし、CPUに大きな負荷をかける処理を多く行う場合は対策が必要です。
Crystal Disk Mark
- M.2 SSD (WD Blue SN550 NVMe WDS100T2B0C)
かなり速いです。Windowsの起動も以前のSSDと比較して早くなった用に感じます。
- HDD
一般的なHDDの速度だと思います。
今後
GPUは可能な限り早く購入したいと思っています。
CPUはRyzen Masterを利用してエコモードで基本利用しようと思います。